ナツハゼは美味しいだけでなく、健康にも良い、と信じているのですが、機能性食品として認定してもらうためにはそれなりのデータが必要となるので、その準備を始めました。

まずは、米国農務省が開発した抗酸化力を示す値ORACの評価です。

ORAC(Oxygen radical absorbance capacity:酸素ラジカル吸収能)とは1992年に米国農務省(USDA)の栄養データラボ(NDL)と国立老化研究所(National Institute on Aging)で開発された「抗酸化力」を示す値で、活性酸素消去能を数値化したものですが、「ORAC値は健康食品やサプリメント業者などによって製品の宣伝に誤用されており、 数値が実際に健康に影響する確たる証拠はなく、食品の抗酸化分子には幅広い機能があり抗酸化能はORACだけでは十分に評価することはできない」という理由で、2012年にUSDAは各食物のデータからORAC値を削除しています。

ORACはあくまでも抗酸化力の一つの目安ということですが、それなりに参考になりそうなので調べてみました。

目安ではありますが、ナツハゼのORACは一般にサプリメントとして宣伝されているアサイーよりも高く、他のベリー系を圧倒しています。「だから健康食品、機能性食品だ」とは言えませんが、抗酸化作用に関係していると言われるORACが高いという事実は間違いないので、そのことを皆さんにお知らせする次第です。

詳細は 抗酸化作用の高い食品をご覧ください。